活性化と技術創出へ～イノベパークに企業立地

(平成30年11月13日掲載)

市は11月７日、半導体業界向け圧力センサーなどを開発する東京都中央区の株式会社テムテック研究所（相澤満芳社長）と滝沢市ＩＰＵイノベーションパーク企業立地協定を締結しました。調印式は、滝沢市ＩＰＵ第２イノベーションセンターで行われ、柳村市長は「パークの活性化と新たな価値の創出に期待している」とあいさつしました。
2019年中にカフェテリアを、2020年中に同社製品の組立・調整・検査を行う新設工場を操業させる計画。相澤社長は「ベンチャー企業が集まるシリコンバレーでは、会議など交流の場としてカフェが重要な役割を果たしている。人が集まる場所を作り技術創生につなげたい」と話し、本社を滝沢市に移転する考えも示しました。
滝沢市ＩＰＵイノベーションパークは、産学官連携によるＩＴ産業の集積や、地域経済の活性化、雇用の創出を目的に、岩手県立大学前の土地に市が整備したものです。同パークへの企業立地は同社が２社目となります。